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被災者の「お命頂戴」しながら、議員が「お涙頂戴」とは…

4月29日のNHK国会中継は、相変わらず酷かったです。orz

双葉町出身の議員を担ぎ出して、たった二年しか政権に居座ってない民主党「だけ」の所為にしようとする自民党の責任転嫁。
件の双葉町出身議員さんは、二言目には「国が」「国が」と言いますが、自治体に任せられる事まで国が口出しするのは地方分権に反します。
逆に現場にもある程度の権限を与えなければ、時々刻々変わっていく正確な現状が掴めず、それこそ判断が遅れてしまい人命にも関わります。
民主党の稚拙な政策や非常時の不手際もさる事ながら、自民党と東電を始めとした原子力村の責任逃れ体質はその上を行く悪質さと言わざるを得ません。

震災で命を絶たれた人、原発事故で生計を絶たれた人…
これらの人々を救済する義務を現政権に押し付け、費用は国民の税金に押し付け、責任の所在すら誤魔化して話しをすり替えようとするお涙頂戴答弁には本当に呆れてしまいました。

こんな政治家を選び、こんな国策会社を羨み、こんな利権集団をエリートと持ち上げてきた無知さ無関心さに有権者の一人として猛反省する事しきりです。