テレビ観戦とその寝不足で、他に何も手に付かなかった二月。(^^;
銀盤と銀世界での選手たちの活躍には歓喜あり涙ありで、やはり見入ってしまいました。
まだまだ余波が続く新型コロナ流行下での開催には色々と困難や意見もあるでしょう。
それでも、スポーツを生業とし、その為に多くを犠牲にしてきたアスリートたちの努力。そして、大会開催の為に費やしてきた関係者たちの尽力。
それらを思うと、彼らの晴れ舞台がここにあって良かったと個人的には思ってしまいます。
あと、雪の結晶を象った参加国のネームプレートがトーチを囲むと云う聖火台の演出も良かったです。
新型コロナ対策は『バブル方式』の強化など、東京五輪の前例が多く活かされた模様。
一般客を一切入れず、マスコミや大会関係者もホテルや選手村と競技会場をバスや列車で往復するだけと云う徹底管理振り。
関係者が浅草や銀座をふらふら出来たらしい東京の時とはまるで正反対の体制だったようで、ウィルス感染からも外部情報からも完全隔離された大会だったようです。
「オリンピック精神に反し失望」北京五輪中の報道引き締めを記者クラブが批判|ハフポスト 2022.02.21
北京五輪参加選手ら千人に使い捨て携帯 情報抜き取り警戒、英報道|産経新聞 2022.2.3
政府、北京パラリンピック選手団にスマホ配布を決定|財経新聞 2022.2.10
また、多くの課題も出た大会となりました。
未成年選手のドーピング疑惑。(※フィギュアスケートR.O.Cのカミラ・ワリエワ選手が2021年12月の検体に陽性反応が出た一件)これを受けて、出場可能年齢を十七歳に引き上げる案も出ているとか。
過去のドーピング検査陽性で失格となった選手の中には、風邪薬のような市販薬に禁止薬物が混入していたり、本人が知らない内にコーチや対戦相手から混入させられていた事例もあります。
未成年だから許されると云うなら、過去に自分の過失ではない理由だったにもかかわらず失格となった選手たちとの整合性に疑問符が付いてしまわないでしょうか?
勿論、過度な取材攻勢や誹謗中傷から選手を守る仕組み作りも急務であり、それには成人も未成年もないと思います。
急に厳しくなったと選手から批判が出たルールや技の判定。
判定の公平性の担保は、加点・減点基準の明確化と審査員選出の透明性からでしょう。
五輪=ワリエワにドーピング報道、フィギュア団体メダル授与延期|ロイター 2022.2.10
ドーピング、疑惑判定…トラブル相次ぐ北京五輪|産経新聞 2022.2.13
…しかし、IOC創始者クーベルタン男爵と並ぶ銅像を北京市内に建ててもらったりと、『チャイニーズ・ピープル』マネーで随分な接待を受けたバッハIOC会長は少々浮かれ過ぎではないでしょうか?
北京五輪直前公園に"バッハ像”登場|日テレNEWS 2022.1.27
【おまけ】可愛いマスコットたちのCM
ビン・ドゥンドゥンは可愛い。
こちらはパラリンピックのマスコット。大会はいよいよ来月開幕です。