FC2ブログ

東日本大震災のちょっと良い話 海外編

日本中が助け合う中。世界中からも救援隊、義援金、援助物資、応援メッセージ、そして祈りが次々に届けられました。
革命間もないエジプトなどアフリカや中東の国々、日系人の多いブラジルやパラグアイや地震国チリなど南米の国々、
同じ大津波の被害を知るインドネシアや火山国フィリピン、タイのスラム街でも象使いが募金を呼びかけてくれたとか。
震災と原発事故で日本を去る外国人も多い中、帰る母国があるのに残ってくれている人もたくさんいるそうです。


■海外編

普段はギクシャクしていた中国メディアが「地震後の東京では、男性が女性を助け、ゴミ一つ落ちてない」と報道。
中国中央テレビは、被災地に中国語案内があることを紹介し「外国人にも配慮をする日本に、とても感動した」
東北で働いていた研修生や留学生には中国の人も多くいました。
女川にある佐藤水産株式会社の専務・佐藤充さんは、働いていた中国人研修生を全員高台に非難させたあと、宿舎の家族を探しに戻って津波に呑まれたそうです。
人助けに国境なんてない。それを真っ直ぐに実行した人の勇気が、他にもたくさんありました。

ラグビーの強豪チーム「釜石シーウェイブス(旧・新日鐵釜石ラグビー部)」が
地元で救援物資の積み降ろしや搬送作業を手伝っている。
その中には、所属するニュージーランド人選手の姿もあった。
クライストチャーチ市の地震では、多くの日本人が救助や復興を助けてくれた。今度は自分が日本復興の一助になりたい。お世話になった日本に恩返ししたい
とキャプテンのピタ・アラティニさんは話す。

気仙沼の市役所前で、日本に帰化したパキスタン出身者が炊き出しでチキンカレーとナンを振る舞った。
久しぶりの温かい食事に、被災者は笑顔を見せた。
千葉県に住むパキスタン出身者のボランティア約10人が手作りで約千人分を用意し、トラックで10時間もかけて運んだ。
妻が気仙沼出身というセアール・ビシャラットさんは
「ふるさとのような気仙沼がこんなことになり、涙が止まらない。
2005年にあったパキスタンの地震でも日本をはじめ世界中から支援があった。少しでも力になりたい
と話した。
パキスタンも未曾有の大洪水で山村が孤立し、街や畑が水につかり、まだ復興が大変な中でのこの言葉…。
何ともありがたく、尊いサダカ(喜捨)の心ですね。

両親が戦後復興のボランティアとして来日し、東京で育ったケン・ジョセフさん。
自身も災害救援ボランティアとして震災の翌日に入った仙台は「戦場よりひどい」と声を沈ませた。
阪神淡路大震災でも働いたジョセフさんは、瓦礫の神戸で復興への熱気を見た。
「両親が見たのと同じ」戦後の焼け野原の「日本の原風景を見た思いであり」、欧米とは違うアジアの活気を感じたという。
「みんなが大好きな日本、きっと立ち直り、もっといい国に…」
日本人のみならず、日本に心を寄せてくれている全ての人に響く言葉だと思います。

日本人を夫に持つオーストラリア出身の作家、ダイアン・タカハシさんは、東京は自分にとってずっと良い場所だったと述べ、
「東京がとても好きだ。自分の好きなものからは逃げることはしない」と語った。

日本で半世紀以上を過ごしたという米国出身のジャーナリスト、サム・ジェームソンさんは、
「どんなに危険であっても立ち向かう。何が起こってもここにいる」と述べた。
「(これまで日本に)ずっといたし、友人もたくさんいる。(日本は)快適で住んでいて楽しい」と話した。
首都圏で放射線量が急上昇し屋内退避が指示された場合でも、一ヶ月持ちこたえるのに十分な食料を備蓄してあるという。

昨年のW杯で対戦し、日本にもなじみができた南米パラグアイ。
合田義雄パラグアイ日本人会連合会事務局長は
「パラグアイ人からも、日本のために何かしたいという声が続々と上がっている」と話す。
「実際に、あるパラグアイ人から『飼っている肉牛1頭を日本に送り、被災者の方々に食べてもらいたい』との申し出まであった」という。
同国の日系社会からも支援の申し出が相次いでいる。
パラグアイから日本への輸出品である大豆を利用し、日本の業者と協力して被災地に豆腐を届けられないか、といった知恵を絞っている。
いや、納豆がすさまじいまでの品薄なので(茨城県はさぞ大変かと…)、実現すれば個人的にもありがたいお話しです。

CNNの専門家の言葉より。
「日本の国民はミラクルだ。被害は確定しないが、他国だったら数倍の被害になっていただろう。
ハイチの500倍以上の威力の地震で津波到達まで5分しか時間ない中で、信じられない対応だ。この国民には常に準備がある。この国は常に事態に準備ができるのだ」

過去のデータを遥かに超えた津波は、備えたはずの堤防も防災施設も超えてきてしまいました。
でも、無駄だったとは思えません。だって、堤防がなければもっと多くの命が奪われた筈ですから。
守れたものは少なかったかもしれないけど、確かに守った一握りの命がある事も事実だと思います。

国連の声明より。
「日本は今まで世界中に援助をしてきた援助大国だ。今回は国連が全力で日本を援助する」
やっぱり良い事をすれば、きちんと返って来るんですね。
今まで海外支援に奔走し、結果として日本の信頼を築き上げてくれた方々に感謝!

もう一回、明日に続きます。

>>メッセージお返事
3月24日にメッセージをくれたなおさん
日本全国焼け野原だった時代から、経済大国へ復興させた世代ですからね。
やっぱお年寄りは大事にしないとです。(^^;
今回は角界も面目躍如な場面があったみたいですよね。
震災当日の両国では、国技館の向かいの幼稚園から避難して来た園児を力士たちが抱えて誘導したりとか。
海外の報道との違いは、政府発表を鵜呑みにしない手がかりになって、参考になりますよね。
私も最近はロイターやBBCの日本語版ばかり読んでます。アメリカの一部の報道は日本の株価操作くさいですけど。