日本国民:そんな人事で大丈夫か?
岸田政権:
>[大丈夫だ、問題ない]
[一番いい人事で頼む]
組閣人事に関しては「大丈夫だ、問題ない」で事案発生してからじゃ遅いので、最初から「一番いい人事で頼む」を選びましょう。
この世界では「ここで死ぬ運命ではない」と言ってくれる神様はお留守です。休暇取ってベガスに行ってます。
発表された顔触れが『中堅・若手』『女性』の皮を被った長老議員たちの『院政』内閣に見えて仕方ないのは、気の所為でしょうか?
選挙後の再組閣まで本命人事を温存しておく作戦とかなら話は別ですが…。
岸田新内閣、閣僚人事固まる 13人初入閣|日テレNEWS 2021.10.4
そして、その組閣人事を経団連が歓迎した矢先、日経平均一時700円下落という事態に。さすが、投資家心理は正直です。銭ゲバに屁理屈は通用しません。
菅・元首相の退陣宣言で上げた日経平均の『ボーナス』を、岸田政権はわずか一週間ほどで使い切った格好です。
岸田政権の経済政策は、東証の約7割を取引する外国資本からはとても期待出来そうにないと思われたようです。
「フレッシュな内閣」 所得倍増に期待 経済界から歓迎の声|時事通信 2021.10.5
日経平均 一時700円超下落 2万8000円を割り込む|ANNニュース 2021.10.5
日本株の売買高7割を超える外国人投資家の動向を確認する方法|株式投資の道 2019.10.31
ちなみに、何故相場の動向が騒がれるのかと云いますと…
皆さんの預貯金(※銀行預金)や年金(※GPIF)や保険は、株式や債権などの相場で運用されているからです。
「自分は株取引なんかしない」「投信とか買ってないから関係ない」と云う人も、貯金も年金・保険の積立もしていないという人はほぼいないのではないでしょうか。
更に、上場企業の値動きはその会社や所属する業界の将来性(※投資家の期待感)を測る目安。就活中や転職を考え中の人は、参考にしてみるのも無駄ではないと思います。
何故なら、投資家心理は正直です。銭ゲバに屁理屈は通用しません。
大事な事なので二回言いました。
また、米中(出来レース)対立が激化する中、地理的に最前線に位置する日本は関係者では無くほぼ当事者。
聞き分けの良い顔をして、嵐が通り過ぎるのをほっかむって待つだけでは済まない立場です。
特に経済安全保障の駆け引きが更に厳しさを増す情勢で、その担当大臣に親中派である二階派の議員を置く判断は、同盟国であるアメリカの心象を損ねはしないでしょうか。
日本の防衛は、アメリカを始めとした同盟国との連携を前提に成り立っている大変残念な現実があるので、注意が必要かと…。岸田氏の外務大臣時代を思い出すとその辺りが心配です。
親台派の岸信夫氏が防衛大臣に留任する事でバランスをとっていると思いたい所ですが、果たして…?
…とは云え、全ては選挙の後に決まる事。今は評価を保留するしかありません。
そう云う訳ですので、有権者の皆さんは是非とも投票に行きましょう。井戸端で愚痴るよりは影響力を行使出来ます。