放射能は「クリーン」か?

連休中は計画停電から一息つけて、少しだけ緊張感が和らぎました。
が、発表されていた筈の火力発電所(場所が福島と茨城!)復旧の目処が立たず、今年の夏から冬も計画停電になりそうだとの事。
…これは、放射能以前に、仕事にならなくて首都圏を離れる人が増えそうです。
特に工場は機械を急に止める事は出来ません。
電車のように「節電」で七割とか五割操業という形では対応出来ても、「停電」では何一つ生産しようがありません。

これらから私たちは、原子力に頼らないエネルギー形態を確率しなければ、将来また同じ事が否これ以上の惨事が起こるでしょう。
放射能廃棄物が出る発電が本当に「クリーン」と言えるでしょうか。
技術はあります。
火力・水力は勿論、太陽光発電も風力発電も、島国ですから消波発電も、火山列島ですから地熱発電も。
要は発電の為のタービンが効率良く回れば良いのだそうです。
日本はエネルギー効率の良さも世界トップクラスです。
例えば、原発大国と言われるフランスは、日本より少ない人口と電化製品にも関わらず、八割もの原発に頼っています。
発電形式のみならず、機械や家電側の省エネ技術をさらに高める事でも、電力需要を抑制出来る筈です。
エネルギーとは利権の為ではなく、生活とそれを支える経済活動の為にあるのです。
適切な場所に適切な形態で適切に運用されていれば、赤字にならないだけの運用は可能な筈です。

「もう自立することを考えていかなければいけない。産業の振興について、全く新しい感覚で考えないといけない」
福島第一原発と長年「共存」してきた二葉町町長の言葉です。
これは日本全国に言える事のようにも思えます。
今こそ、日本は原子力から自立する時が来ているのかもしれません。
「最大効率には、最大の危険が潜んでいる」
私が最も尊敬する師の言葉です。
お金がお金を生む最大効率の金融経済が傾き、桁外れの電力を生む最大効率の原発がまたも壊れた。
ウォール街からも、GE(エジソン創業の会社。福島第一原発の製造元)からも自立する時でしょう。
無論、道のりは険しく、「敵」はあまりに強大ですが…。