放射能汚染の報道に覆い隠され、忘れられている汚染が東北を蝕んでいます。
2011年4月以降、すっかり報道が沙汰止みになっている気仙沼の砒素を始めとする重金属汚染です。
水俣病の水銀やイタイイタイ病のカドミウムの例などでも知られているように、金属元素は農作物や水産物に蓄積・濃縮され、それを食べ続けた人間に深刻な健康被害を及ぼす可能性があります。
被災地には弱り目に祟り目で、もう本当にお気の毒としか言いようがありません。
自然重金属汚染の実態/東北大学大学院環境科学研究科によるPDF
化学物質の影響 東北地方太平洋沖地震と津波による汚染と除去/米国環境健康科学研究所(NIEHS)
【資料。瓦礫焼却は無理】東北沿岸の凄まじい重金属・化学物質汚染と、清掃工場の排ガス汚染距離が数km先/ブログ内
ただし、瓦礫処理に関しては汚染以前に、癒着している処理業者との利権が事の本質のようです。
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2012/06/19 (Tue) 16:21